龍 脳(りゅうのう) 龍脳は二羽柿科に属する龍脳樹より採れる塩状の結晶性顆粒の事です。 7世紀中国では「龍の脳」という名で呼ばれて大変重宝されました。 8世紀には唐の玄宗皇帝が最高の品質の龍脳を楊貴妃におくったという記録があります。唐の時代から12世紀まで数百年間は記録が無く、おそらく乱獲の為ほとんど手に入る事が出来なかったと思われます。その間新しい龍脳樹が生育し、現在に至っています。 クスノキを水蒸気蒸留して取るカンファー(樟脳)と香気は似ていますが龍脳の方が繊細で気品のある香りがします。線香に使うと火をつけた時のトップノートの広がりを奏でてくれます。 漢方薬としても目薬や消炎、鎮痛作用に、又防腐剤としても古くから使われてきました。 |
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安息香 白檀 丁字 大茴香 小茴香 麝香 沈香 霍香末 桂皮 乳香 龍脳 竜涎香 山奈 タブ粉 合名会社 香仙堂
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